遺産は郊外の田畑。相続税が発生するも0円に!


広島市在住・Kさんの場合

 Kさんは母親が死亡により遺産を相続することになりました。Kさんには一人嫁いだ妹がいますが、家を継いだ相続人に財産が集中するというこの地域の慣習からKさん一人で遺産を相続することになりました。
 Kさんの相続した遺産はほとんどがH市郊外の田畑でした。路線価も設定されていないので、固定資産税評価額が財産評価の大きな決め手となります。その相続税評価額で計算した結果、相続税が課税されることになりました。
 しかし、依頼された税理士は、この地域が宅地化の進む地域、それも戸建住宅が大部分であることに目を付けました。そこいくつかの地番の土地を纏めて広大地として評価しました。その結果、相続税が何と0円(!!)になりました。